みなさんこんにちは。三重大家さんの会です。
今日は三重大家さんの会の有志を募って、空家を見に行きました。
空き家バンクに登録しているけど、反応なし。
手放したくて、なんとかしたいけど、どうにもならない、という困りごとがある、という話を聞いたため、我々でなんとかできないか、と考えました。
場所は鈴鹿市です。
市役所近くですが、城下町だったこともあり、
古き良き町並みが残っています。

今日は成人式ということを失念していました。
周辺は混雑と賑わいを見せていました。
振り袖、袴姿の若者を見て、元気をもらいました。
鈴鹿市は工場が多いこともあり、外国人も結構います。
我々の入居者にもブラジル人がいます。
ブラジルの方がよく使うスーパーもあり、そこではバイキング形式の食事が取れる場所もあります。
入居者さんとの関わりがあることもあり、せっかくなのでブラジル料理を食べようとバイキングでランチをしました。


豆料理とバーベキューというイメージを持っていました。
すみません。盛り付けがもう少し上手ければ・・・
実際に食べてみると、おいしいです。
お客さんもブラジルの方がメインなのかと思いきや、日本人も結構来ていました。
さて、現場見学です。
空き家バンクに登録したり、仲介業者さんに相談したそうですが、
5年前から空家状態。
いくつかネックとなる前情報をもらいました。
このあたりがあり、入居付けができなかったようです。
- 家までは車での乗り付けができない
- 再建築不可
- 汲み取り式トイレ


入り口も草をかき分けなければ行けない状態に・・・。
物件の中を見せてもらいました。



あれ?意外としっかりしている・・・。
もっとボロボロだったりするのか、と思いました。


メンバーで色々気になる点をチェックしたり、どうすればいいかの意見を出したりしていました。

雨漏り箇所のチェックをしていたときに
カメラ目線をお願いしたら、会長の満面の笑み。

現所有者の方は売却、賃貸ともにうまくいきませんでした。
空き家バンクに登録する際に、市の方に相談をしたり、寄付ができないかという相談をしたそうですが
「解体をしたら引き取ります」
という回答だったそうです。
解体するのも、重機が入りませんのでコストがかかります。
所有者は高齢の方で、自分の代で物件は対応を終わらせたいということで
2,3年後に解体することを予定して、コストに悩まれていたそうです。
今回は、メンバーで対応できそうな方がいたため、
うまくマッチングすることができました。
当日に解決の目処がついた、ということでとても感謝いただきました。
こういった、空家問題については各所で聞き、
我々もそうした物件を売買で購入することはありますが、
こうした直接相談をいただき、対応して、空家問題の解決の一端を担えたのはとてもうれしく思います。
一般の所有者だとどうすればいいかわからない、ということで困っていることもあるんだということも感じました。
来週、四日市のまちゼミで空家対策のセミナーを実施します。
実際の物件を見て、問題解決につながったり、勉強になったりするのはやはり楽しいですね。
こういった活動や、社会貢献的な活動は、三重に根ざした活動をしていることもあり、続けていきたいと思います。
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